出会いの掲示板 ~私はどうやって出会いの掲示板にたどりついたのか その3~
ここで私の性思考について述べておく
どれかのカテゴリーに組み込むとしたら
心身ともに、Aセク(アセクシャル)だと
自己判断している。感情的に舞い上がるとか
性的な欲求や興奮などがわき起こることない。
のんびりしたものだ。だから、知人たちは
傷ついたり疲れたりしたら、やってくる。
私はそれで充分恵まれていると感じている。
そんな私だから、結婚願望もないままだ。
周囲と自分とを比較して、焦ることもない。
多少の不便さや不安定さはあったけれど、
それを解消するために他人を巻き込む、
なんて選択肢はつくらないで過ごした。
結婚しない、出産も望まない。その先を考えた。
男性より長寿である「女性のおひとりさま」
女性同士で老後を送る、という生活モデル。
共に老いてくれる女性を探すことにしたのだ。
※おまけ※
男性の種族維持本能を、私はわからない。
「子どもはいらないから」と、私に結婚を
申し込んでくれる男性が幾人かいたけれど。
本能や体裁、親御さんの意向もあるはずだ。
いまは子はいらないと言っていても、、と
私は考え、すべての人に同じ返事をした。
「還暦を過ぎても同じ思いだったら、
そのとき、また言ってみて」
そして、いまも未婚男性の茶飲み友達がいる。
本当に、会いに来てくれてお茶して別れる。
「また来るね」「ありがとう」と言って。